手放したくない本-その9 近藤元治さんの2冊の本(NO.1728)
近藤元治さんは松山南高校の同級生です。
京都府立医科大学に入学しました。その後、ハーバード大学留学、京都府立医科大学教授、同大学付属病院長、同大学名誉教授、藍野病院長、ハイパーサーミアクリニック院長などを歴任しました。医学博士で、がんの温熱療法ハイパーサーミアの日本での第一人者です。同級生ではもっとも有名な人かもしれません。86歳になっても現役で頑張っています。
高校時代は個人的な付き合いはありませんでしたが、松山南校の卒業生の会の南六会で知り合いました。
近藤さんは専門分野で数多くの本を出しています。何冊かいただきましたが、がんにかかった友人に差し上げたりして、手元にあるのは「ガンになってもあきらめないで!」と「ドクとイカロスの翼」です。
前者はハイパーサーミアの効果をわかりやすく解説しています。
後者は専門分野の著書ではなく近藤元久というパイロットについての話です。近藤元久は明治生まれの民間人初の民間パイロットで、日本海軍から依頼された新型機のテスト飛行中に墜落しました。近藤さんとはいろいろな縁でつながっているようです。タイトルの「ドク」は近藤さんのことです。
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