手放したくない本-その17 伊予市にかかわる4冊の本(NO.1744)
私は愛媛県伊予市の出身です。伊予市は昭和30年に市になる前は伊予郡郡中町でした。その郡中町と伊予市にかかわる4冊の小冊子が手元にあります。いずれも伊予市出身で郡中小学校・郡中中学校・松山南高校で一緒だった神田ミナ子さんからいただいたものです。
「郡中町家物語」は郡中町の中心地だった古い町の歴史や特徴を紹介した本です。私の実家は荒物屋で郡中町のど真ん中で商売を営んでいました。数字は正確には覚えていませんが、間口6間奥行50間くらいのウナギの寝床のような細長い家でした。そんな地割の商家がずらりと並んでいました。この本はそんな地割のなり立ちや名家といわれた宮内家の来歴などを含め、歴史を中心に掘り下げています。
「伊予市の歴史文化」と「伊予市の文化財」は町屋だけでなくもっと広い範囲で伊予市の歴史や文化や文化財を解説しています。
「本日、いよし日和」は伊予市が出している観光用の小冊子です。伊予市は平成の大合併で2005年に伊予市と双海町と中山町が合併し、新しい伊予市になりました。その新しい伊予市について2021年に観光パンフレットを立派なものに作り変えました。手放したくない本に入れるようなものではありませんが、もう旅行ができない体になったので帰省することはできません。私の知らない伊予市が載っているためとってあります。
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