手放したくない本-その20 2冊の三井生命ハイキング部の会報(NO.1757)
大学を卒業して就職したのは三井生命でした。1960年4月です。そして数か月後、会社のハイキング部に入りました。冬はスキー部に変身する楽しい会でした。
1964年9月三井生命を退社するまで約4年数か月、ハイキング部で登山やスキーを楽しみました。
1961年の冬に先輩の声がかりで創刊したのが、部の会報誌「杣人」です。私は先輩のお手伝いとして編集にかかわりました。
当時はデジカメやパソコンはまだ世の中に出る前で、すべて手書きの原稿を業者に依頼して本にするという時代でした。白黒の写真はありましたが、本に挿入すると高くつくので手書きの地図が載っています。
登山は土曜日の半日の勤務が終わってから、新宿や上野などから夜行で出発するのが恒例になっていました。
「杣人」第2号は三井生命退社後に1966年に発行されたものです。かっての山の仲間が送ってくれました。創刊号よりページ数が増え、手書きの地図が活字の地図になり、白黒写真が1ページ挿入されていました。
若かりし頃の登山の思い出の詰まった「杣人」です。
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