日本の人口自然減は山梨県がなくなったことと同じ感じ(NO.1803)
2024年4月12日、総務省は2023年10月1日時点の日本の総人口推計(外国人を含む)を発表しました。
前年比59万5000人減の1億2435万2000人で、13年連続で減少しました。
出生児数が死亡者数を下回る「自然減」は17年連続で、減少幅は過去最大の83万7000人でした。これは山梨県の人口79万6000人を上回る数字で、山梨県がなくなったことに匹敵します。
47都道府県のうち人口が増えたのは東京都だけで、他の道府県はすべて減少しました。減少率の大きさは、秋田、青森、岩手、山形の順で東北地方の減少が目立っています。東京都も自然減は大きいと思いますが(私の勝手な推測では出生数が少ないのでおそらく自然減の割合は全国でもトップクラス)、転入者が転出者を上回る「社会増」が大きく、東京一極集中が顕著となりました。
75歳以上の人口が初めて2000万人を超え、15歳未満の人口は過去最少を更新しました。
日本人の人口は確実に減っています。少子高齢化に対する対策は、日本の最大の待ったなしの課題です。
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