あの時あの場所この1枚-32 高知よさこい祭り(NO.1840)
2024年8月10日~12日、「高知よさこい祭り」が開催されています。
11年前の2013年8月11日から13日まで、「四国夏祭り」のツアーに妻と参加しました。
私は愛媛県伊予市の出身ですが、同じ四国の高知県には1度行っただけ、徳島県には足を運んだことはありませんでした。このツアーで初めて「よさこい祭り」と「阿波踊り」見たのです。
8月11日、高知市のホテルニッコーで本場のカツオたたきの夕食をとったあと、国道の鋪道に設けられた桟敷席でよさこい祭りを見物しました。そこは審査やテレビの生中継の行われる追手筋本部競演場でした。
よさこい祭りは1954年に徳島の阿波踊りに対抗するため商工会議所有志によって始められました。その年で第60回大会でした。
よさこい踊りはその後北海道のソーラン踊りと結びついて、札幌で開催される「YOSAKOIソーラン祭り」として世界規模のイベントに発展しました。
「よさこい祭り」は、よさこい鳴子踊り」で始まり、「よさこい節」が続き、そのあとはお囃子や自由な曲を組み合わせて踊ります。踊りは自由な振り付け、衣装も自由なデザインです。曲や踊り方が決まっている阿波おどりとは両極端です。
踊りは各グループ単位でパレード形式で行われます。グループの先頭は地方(じかた)車と呼ばれるトラックで、音量を最大にしたオーディオ機器を鳴らして先導します。トラックには屋根を設え、屋根の上には歌い手が乗っています。
そのうしろにリーダーがいて踊り子の集団が続きます。グループごとに趣向を凝らし見事にそろって踊ります。優秀なグループは表彰されるようです。
土佐のエネルギーが感じられ感動した一夜でした。
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