パリオリンピックが終了した(NO.1843)
2024年8月11日、17日間にわたって行われたパリオリンピックが閉幕しました。
パリでは100年ぶりの3回目のオリンピックです。開会式はセーヌ川から選手団が入場するという大胆な演出で話題を呼びました。
また消費電力を太陽光発電でまかなったり、ペットボトルをできるだけ使わない工夫をしたり、選手村の食材に有機野菜を多く使うなどという持続可能なオリンピックを目指しました。
開会式の演出にローマ法王庁からクレームがついたり、会や競技の運営にミスが目立ったり、選手村にクーラーがなく食事に肉が少ないことから選手からは評判が悪いなどということはありましたが、まずは大きな事件がなく無事終了しました。
上位5か国のメダル数は下記のとおりです。
国 金 銀 銅 合計
・アメリカ 40 44 42 126
・中国 40 27 24 91
・日本 20 12 13 45
・豪州 18 19 16 53
・フランス 16 26 22 64
日本は海外でのオリンピックでは金メダル数、メダル総数とも過去最高の成績です。またメダル数で3位になるのは1968年のメキシコ大会以来です。
日本得意のレスリングや柔道や男子体操での活躍が際立っており、また今まであまりメダルの取れなかった、フェンシング、飛び込み、セーリング、近代五種、馬術、ゴルフ、女子やり投げなどでメダルが増えたり取れたりしました。
閉会式は11日の午後9時から陸上競技場などのスタッド・ド・フランスで行われました。
聖火台からフランスの競泳の王者マルシャンが小さな聖火灯に移された聖火を徒歩で運ぶところから始まり、旗手に続いて選手の入場、アトラクション、式典、次の開催地ロサンゼルス市長へのオリンピック旗の引継ぎと続きました。
次にハリウッドのスター、トム・クルーズが競技場の屋根からロープで飛び降り、旗をもってバイクで走り去り、そこから映像に変わって飛行機などを乗り継いでロスの海岸沿いの舞台に持ち込まれるという演出がありました。
最後は競技場に届いた聖火灯をマルシャン他が吹き消し、競技場の周りに花火が打ち上げられてオリンピックは終了しました。見事な閉会式でした。
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