おめでとう 巨人優勝、ドジャース優勝、そして大谷選手の大記録(NO.1856)
2024年10月2日、読売ジャイアンツの今年の戦いが終わりました。セントラルリーグでの4年ぶりの優勝、阿部慎之助監督としては監督1年目での優勝です。
終盤まで巨人、阪神、広島、DeNAの4チームが混戦状態でどこが優勝してもおかしくない接戦でした。巨人FANとしては面白かった半面、ドキドキのしどうしでした。最後に苦手だった広島球場と甲子園球場でいい成績が残せたのがポイントだったと思います。
優勝できた原因の第一は投手力が向上したことだと思います。昨年3.39でリーグ5位だった防御率は2.49になりました。507だった失点は379に減りリーグ最少でした。
キャッチャー出身の阿部監督の采配が実を結んだのではないでしょうか。打てない試合が多く、完封負けが20試合もある中で、よく優勝できたものです。
ドジャースは最後に分の悪かったライバルのパドレスに勝ちナ・リーグ西地区での優勝を決めました。巨人とは逆にけが人が多くて弱かった投手力を、大谷をはじめとする打力で優勝を勝ち取りました。
ドジャースは2013年以後では西地区で10回優勝しています。2021年にジャイアンツに優勝を譲っただけです。ところがワールドシリーズには2020年に1度しか優勝していません。
大谷はエンゼルスでは一度もポストシーズンに進めませんでした。今年は初めてのポストシーズン、大谷が打線を引っ張って、ぜひワイルドチャンピオンになってもらいたいものです。
今年の大リーグは大谷の年だったと言っても過言ではないでしょう。日本と違って大リーグは年中、リーグ、地域に関係なく試合が組まれています。大谷のドジャースと対戦すると、ナ・リーグ西地区以外の球場でも観客数が増えたと言われています。全米にわたって大谷効果があったようです。
その大谷は今年大進化を遂げました。大谷の今年のナ・リーグでの成績をまとめてみましょう。
1位
・本塁打 54
・打点 130
・得点 134
・長打率 .646
・出塁率 .390
・OPS(出塁率+長打率) .932
2位
・打率 .310
・安打 197
・盗塁 59
・四球 81
4位
・三塁打 7
6位
・二塁打 38
まさに圧巻です。
誰も成し遂げたことのない、ホームラン50、盗塁50の、50-50の記録を打ち立てました。最終的には54-59となりました。
8月までは打率よりも、得点圏打率が低く、がっかりさせることもあったのですが、9月に入って打率とともに得点圏打率も急上昇しました。この勢いをポストシーズンにも持ち越してもらいたいものです。
今年もMVPを獲得するのは間違いないでしょう。
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