プロ野球セ・リーグも指名打者制を採用すべきだ(NO.1915)
6月24日、2025年プロ野球セ・パ両リーグの交流戦が終わりました。
パ・リーグのソフトバンクが6年ぶり9度目の優勝を飾りました。
結果は次の通りです。
順位 チーム リーグ 勝利 敗戦 分け
1 ソフトバンク パ 12 5 1
2 日本ハム パ 11 7 0
3 オリックス パ 11 7 0
4 西武 パ 10 8 0
5 ロッテ パ 10 8 0
6 楽天 パ 9 8 1
7 広島 セ 9 9 0
8 阪神 セ 8 10 0
9 中日 セ 8 10 0
10 DNA セ 7 11 0
11 巨人 セ 6 11 1
12 ヤクルト セ 5 12 1
見事に上位6チームがパ・リーグ、下位6チームがセ・リーグと分かれました。
交流戦は2005年に始まりましたが、今までの優勝チームはパ・リーグが西武を除く5チームが優勝経験があり合計15回、セ・リーグは3チームの5回となっています。交流戦は過去現在ともパ・リーグの圧勝です。
これほどの差がついたのはパ・リーグが指名打者制を採用して選手が育っているのに対し、セリーグは採用していないことが原因です。
交流戦では、パ・リーグの主催ゲームは指名打者制となり、セ・リーグ主催ゲームでは両チームともピッチャーも打席に入ります。同じ条件ですが、結果には大きな差が出ました。
指名打者制は次の利点があります。
・投手は投げることに専念できるので完投能力が増える。
セ・リーグでは負けているときや接戦のときに投手に打席が回ってきた場合、ピンチヒッターに替えられる。9回を投げぬく機会が減りスタミナや完投能力が養われない。
・野手は打席に立てる人が1人増えるため、出場機会が増える。野手の実力も増す。
・年齢などで守備能力が衰えた人で打力のある人は選手生命が伸びる。
・観客にとっては緊張したゲームが続くため面白さが増す。
セ・リーグのように投手が仕方なく打席に立ち何もしないで三振するようなことがなくなる。
そんなことが重なってパ・リーグがセ・リーグを上回る力をつけたのです。
メジャーリーグでの大谷選手や松井秀喜選手の活躍は指名打者制あってのことです。選手生命晩年の張本、清原選手などの活躍も指名打者制に助けられています。
指名打者制は1973年メジャーリーグで始まりました。アメリカン・リーグで経営不振のチームの観客動員数を増やすため指名打者が採用されました。ナショナル・リーグはDH制なしで頑張っていましたが、ついに2022年からはナショナル・リーグも採用することになりました。そうでなければ大谷選手はドジャースに移籍しなかったと思います。
日本ではパ・リーグが観客動員数を増やす目的で1975年から採用しています。
いまやオリンピックやWBCやその他の国際試合はすべて指名打者制です。社会人野球や大学野球にも広がっています。
セ・リーグでも巨人の原監督が指名打者制採用を提案しましたが、多くの反対にあって実現できませんでした。反対者の言い分は試合の駆け引きが減り監督の腕の見せ所がなくなるという理由が多かったようです。
試合は観客を楽しませるものです。投手や野手が実力を蓄え、いい試合ができてこそです。監督の楽しむものではありません。
私は14年前の2011年6月にも「セントラルリーグも指名打者制を採用すべし」というブログを書きました。その年の6月9日までの両リーグの投手の完投数や両リーグの平均チーム打率を調べて比べています。いずれもパ・リーグが上でした。本場のメジャーリーグのインターリーグの両リーグの通算成績も載せています。アメリカンリーグがまさっていました。
今こそ、セ・リーグも指名打者制を採用すべきです。
























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