「ふれあい塾あびこ」が閉塾となった(NO.1692)
2023年3月13日、我孫子市のNPO法人「ふれあい塾あびこ」が主催する「ふれあい塾あびこ講座」が、最後の講座を開催しました。
最後の講座は「ふれあい塾あびこ最終講座 レクチャーコンサート ”トランペットと共に旅をする”」でした。講師はトランペットが杉木峯夫、杉木淳一朗、杉木馨の親子3方、ピアノが西川幾子さんでした。
ふれあい塾は2000年9月に開塾され、今まで1309回開催されました。私は千葉県生涯大学の同級生から誘われて、2007年5月から講座に参加しました。それから15年10か月にわたって、410講座を楽しんできました。
場所は我孫子市のアビスタ、けやきプラザ、市民ホールなどで開催され、参加費は700円、コロナ以降は人数を絞ったため1000円となりました。開催日程は月5~6回、コロナ以後は月2~3回で、月ごとに事前に日程が発表され、好きな講座を選んで予約する方式でした。
講座の内容と講師は多岐にわたり、実に多彩でした。よくこんな方を講師に呼べたと感心することが多々ありました。文学、歴史、経済、海外事情、宗教、音楽、医療、旅行、登山、写真、老舗、絵画、その他などがあり、連続ではありませんが、同じ講師がシリーズものとして話されることが多くありました。
多彩な例として、音楽では、バイオリン、ソプラノ、ハーモニカ、チェロ、薩摩琵琶、マリンバ、ファゴット、フルート、トランペット、馬頭琴、初代うたのおねえさん、アイリッシュハープ、一弦琴、チター、バンジョー、ギター、新内節、オペラなどの専門家による演奏・歌唱と解説の講座がありました。いままでほかのところでいろいろな講座や研修を受けましたが、ふれあい塾ほどバラエティに富んだ楽しい講座はありません。
私はコロナが流行し始めたころからあまり歩けなくなり、遠出ができなくなりました。そのため我孫子で開催されるふれあい塾が最大の楽しみとなっていました。それがなくなったのです。残念ですが名残は尽きません。
約16年の間には、スタッフの方、講師の方、一緒に受講した仲間との悲しい別れがありました。時の長さを感じています。
これまでのふれあい塾あびこのスタッフの方々のご努力には心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。また講師の方々にも感謝申し上げたいと思います。
最近のコメント