2024年11月17日 (日)

入院生活の時間を忘れさせてくれた出来事(NO.1862)

 2024年11月9日に慈恵医大柏病院を退院して1週間たちましたが、まだ元の生活には完全には戻っていません。食事に制限を設けていることと禁酒していることです。11月20日に同病院で外来の診察があるのでそのときには禁酒が解けるのではないかと期待しています。

 手賀沼通信ブログも以前のようなペースで書けていません。頭もまだ元に戻っていないようです。最近の1週間はブログで取り上げるような事件もありません。

 ところが10月26日から11月9日の入院中には大きな出来事が4つとささやかな出来事が1つありました。それらのテレビ放送が入院生活の退屈な時間を忘れさせてくれたのです。

 大きな出来事の1つ目は衆議院議員選挙と政府与党の敗北です。10月27日の選挙では自民党と公明党が大幅に当選者を減らしました。両党合わせても過半数の議席は取れませんでした。

 2つ目はドジャースのワールドシリーズ制覇です。試合もシャンパンファイトも優勝パレードも午前中のテレビ放送だったので十分に楽しむことができました。いろいろな局で何度も同じシーンを取り上げていましたが、チャンネルを替えながら追っかけて見ていました。

 3つ目は日本シリーズでした。どちらのファンでもなかったのですが、DeNAの下剋上に期待をかけていました。その通りになったのでよかったです。ただ、病室は9時消灯でしたのでテレビは途中で打ち切ることになり、スマホで結果だけ追っかけることになりました。

 4つ目はアメリカの大統領選挙です。トランプが勝ったのは残念でしたが、時間つぶしにはなりました。

 ささやかな出来事は全日本大学駅伝で國學院大學が初優勝したことです。孫娘が國學院大學の1年生ですが、駅伝に強いということは知りませんでした。今年の出雲駅伝に優勝したことも知りませんでした。来年の箱根駅伝に勝てば3冠ということになります。

 入院中の15日間にこれだけの出来事をテレビで楽しめたのは、病気が想定外だっただけに、想定外が重なった感じでした。おかげで1枚千円のテレビカードの消費も想定外に増えました。

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2024年11月12日 (火)

今回の入院生活(NO.1861)

 2024年10月23日以来20日ぶりのブログです。

 10月15日に心筋梗塞で入院し、10月19日に退院していましたが、1週間後の26日に大腸憩室出血を再発して再度慈恵医大柏病院に入院しました。最初の入院は5日間で済みましたが、2度目は15日間になりました。

 今回の入院生活を振り返ってみたいと思います。

 私は今までけがやいろいろな病気で5つの病院に延べ10回以上入院しています。50歳の時バイクで転んで約1か月入院しました。それが最初で最長の入院でした。検査入院など短い時は1日で済んでいます。 

 大腸憩室出血は手術など特別な処置はありません。絶食して止血剤と栄養補給の点滴が主です。出血が止まったら食事が出始めます。栄養剤のジュースから始まり、流動食、3分がゆ、5分がゆ、普通食で退院となります。

 途中で検査が入ります。血液検査、心電図、レントゲン、CT,エコー、内視鏡などです。心電図は心筋梗塞治療直後だったためかもしれません。携帯用の機器で胸に張り付けたコードにつながっています。機器は24時間パジャマのポケットに入れるしかありませんでした。結構重く、トイレで落とさない注意が必要で、最大のストレスになりました。

 考えてみれば、大けがや命にかかわる病気などで入院している人に比べれば、私の入院生活の不満やストレスはぜいたくな悩みでした。私の入院生活は早く血を止めて、早く退院することでした。痛いところや苦しいところはありません。退屈さを抑えて、なんとか時間をやり過ごし、退院まで待つのが仕事でした。

 時間を過ごす方法は、テレビ、読書、スマホでした。テレビは1000円のカードで12時間くらい見られます。ちょうど野球のワールドシリーズや日本シリーズの時期でしたので十分楽しめました。病室は朝6時に電気がつき、夜9時が消灯です。

 1日3回、検温、血圧、血糖値の検査があります。体重測定は1日1回です。看護師がベッドまで来てくれます。食事がとれるようになると、8時、12時、18時に看護師が病室まで運んでくれます。

 トイレはいつもきれいに掃除されていました。私の場合は大便に病気が反映されるため、大便の時はスマホで写真を撮りました。血便が出たときは看護師を呼ぶと看護師が写真を撮っていました。

 病室は6人部屋でした。隣の空きベッドの写真です。

Img_0843

 家族などの面会は予約制で、面会所で行います。以前は病室で面会できたのですが、コロナで規制が厳しくなったようです。

 家に帰りいつもの生活に戻って、普通の生活の良さをしみじみと感じています。

 

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2024年10月20日 (日)

命を救われる(NO.1859)

 2024年10月15日慈恵大柏病院に行きました。

 数か月前から朝ごみ捨てに往復100メートルほど歩くと、息切れがして胸や背中が痛くなりました。自分の部屋を掃除しただけでも同じ症状が出ることもありました。かかりつけ医で心電図を取ってもらったらちょっと異常があるとのこと、精密検査をするため、慈恵大病院に紹介状を書いてもらいました。それで15日に行くことになったのです。

 少し不安はなりましたが、どちらかというと軽い気持ちで循環器内科受付に行ったのです。診察前に血液検査と心電図を取りました。

 それから診察を受けたのですが、いきなり言われたのが「心筋梗塞です。入院してもらいます」でした。いきなり頭を殴られた感じでした。

 妻には慈恵大病院で検査を受けてくるとしか言っていません。入院の準備など何もしていませんでした。

 担当医の中山先生から治療の説明がありました。以前新東京病院で入れたステントのところが詰まっている可能性があるので、カテーテル検査をして、悪いところに新たにステントを入れるかもしれないとのことでした。

 後で知ったことですが、病院から妻と息子に電話をしていただき二人が駆けつけてくれました。

 カテーテル治療は1時間以内で終わりました。その後はICUに入りました。詳しいことは別室で先生から妻と息子の説明があり、入院に必要なものを持って来たり、売店で購入するよう言われたようです。

 ICUで落ち着いたころ、先生から治療は従来のステントに小さなステントをつなげたと説明がありました。大腸憩室出血を防ぐため、私の判断で飲み続けていた血液さらさらの薬をやめたのも今回の病気の一因になっていると言われました。

 ICUでは両腕に動脈とつないだ点滴をしながらいろいろな検査が続きました。全く眠れない夜でした。

 翌日のお昼前に一般病室に移ることができました。そして10月19日に退院したのです。

 今回はそのままにしておくと死につながる病気でした。先生や看護師やスタッフの方に命を救われたと実感しました。またいろいろサポートしてくれた妻や息子や娘に感謝、感謝です。

 入院中西田敏行さんが虚血性心疾患でなくなりました。わが身と比較し深く感じることがありました。

 退院した翌日にこのブログを書いていますが、15日からの5日間がまるで夢の中だったような感じを抱いています。

 

 

 

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2024年9月27日 (金)

7回目の大腸憩室出血((NO.1854)

 2024年9月20日昼食後にトイレに入ったら出血がありました。今までの経験から7回目の大腸憩室出血と確信しました。

 出血は何の前触れもなく突然やってきます。痛みはありません。

 その日の夕食から3食絶食しました。前もっていただいていた出血止めの「カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム」を1日3回飲みました。

 そのあと24日までおかゆ状のやわらかい食事と出血止めの服用を続けました。出血は2日間で止まりました。やめていたアルコールは1週間過ぎたので27日から少しずつ始めようかと思っています。

 今までの病歴です。

回目  出血日  入院日数 前回からの間隔

・1 2016/10/8  11日

2 2018/10/7  13日   2年

・3 2019/3/9    14日        5月

・4 2021/8月    0  2年5月

・5 2023/1月    0  1年5月

・6 2023/11月    0   10月

・7 2024/9月    0   10月

 これを見ると発病する間隔はまちまちで気が許せない感じです。

 4回目以降入院しないで済ませているのは、血液サラサラの薬のバイアスピリンをやめたことで出血量が少なくなったことと出血後の対処方法を学んだことがあるのではないかと思っています。

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2023年11月11日 (土)

軽くて済んだ6回目の大腸憩室出血(NO.1756)

 2023年11月6日、昼食後にトイレに通うと便に血が混じっていました。痛みや前触れもなかったので、いつもの大腸憩室出血だと確信しました。6回目です。

 前回は今年の1月末でしたので約9ヶ月ぶりです。すぐ出血止めの薬を飲み、夕食からまる1日絶食しました。

 幸いなことにその後出血がなかったので、7日の夕食からは2日ほどおかゆを食べ、その後もやわらかいものを食べるようにしています。毎晩の楽しみだったアルコールも断っています。外出もできません。

 ただ出血が1回だけだったので、このままいけばおそらく数日後には以前の生活に戻れると思います。

 大腸憩室出血の最初の3回は10日から2週間ほど入院しましたが、4回目以降は入院しなくて済みました。出血量が少なくなったのと対処法がわかってきたからです。

 この病気は何の前兆もなく突然発病するので、旅行や外泊はできなくなりました。間もなく87歳になるので、ほかのところも悪くなっており仕方がないとあきらめています。

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2023年6月23日 (金)

左目に緑内障が見つかる(NO.1720)

 2023年6月3日、柏眼科クリニックで目の検査をしたところ左目に緑内障が見つかりました。

 柏眼科では2009年に左目の白内障の手術をしています。そのとき黄斑変性が見つかりましたが、2010年に右目の白内障の手術をしたきりで左目はそのままにしていました。左目は見え方がよくなかったのですが、両目を使うと不自由を感じなかったからです。

 それ以後、高血圧、糖尿病、狭心症、難聴、脊柱間狭窄症、喉頭白板症などの病気の対応に忙しかったこともありました。

 今年6月初めにホームドクターで我孫子市の毎年恒例の健康診断を受けました。

 そこで昨年の血糖値のグリコヘモグロビンの値が高かったため念のため鑑定検査を受けるよう勧められました。そして名戸ヶ谷あびこ病院で眼底検査をしました。この病院は眼科はないのですが眼底検査はできます。糖尿病のフォローならここと思ったのです。

 ところが予想外の目の病気が見つかり、柏眼科に行くことになったのです。13年前のカルテが残っていました。今回の精密検査と比較しながら説明を受けました。左目の視野が狭くなっていました。緑内障と診断され、毎日目薬を入れることになりました。緑内障はそのままにしておくとだんだん視野が狭くなって失明につながります。5年後、10年後の視野の絵を見せられました。そんなに寿命が続くとは思いませんが、治療を続けるつもりです。

 歳を重ねると共に体のパーツが1つずつ壊れていくのを実感しています。

 

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2023年5月 9日 (火)

新型コロナ5類に移行、3年4か月間のコロナとの戦いが終わった(NO.1708)

 2023年5月4日、世界保健機関(WHO)テドロス事務局長は新型コロナウィルスの「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を解除すると発表しました。

 そして日本でも2023年5月8日、ゴールデンウィーク終了とともに、新型コロナウィルス感染症の法律上の分類「2類相当」が季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。

 2020年1月15日に日本国内で初めて感染者が確認されて以来、3年4か月にわたる新型コロナウィルスとの戦いが続きましたが、これで一応平時の体制に移行します。コロナがなくなったわけではありませんが、一応戦いは終了したことになります。

 2類相当と5類の違いは次のようになります。

         2類相当  5類

・感染者らの自宅待機 あり  なし

・入院勧告    指示できる できない

・感染者数    全数把握  定点把握

・医療体制 限られた医療機関 幅広い医療機関

・医療費    全額公費負担 一部公費負担

・感染対策  行政が様々な要請 個人の判断

・ワクチン  公費負担 2023年度公費負担

 やっとマスクから解放されることになりました。

 私は読売新聞に発表される国内と海外のコロナの感染者と死亡者の統計をエクセルで作成した表に書き写し日ごとの数字を出してきました。2020年3月31日から毎日の日課となっていました。海外の数字は途中でジョンズ・ホプキンス大学が発表をやめたため出せなくなりましたが、日本国内は2023年5月9日まで続きました。エクセルの行数は1134行になっていました。その仕事も終わりました。

 5月9日発表の最後の数字です。(単位:人)

              日本        東京

・感染者累計   33,830,420  4,386,904

・5月8日の感染者        9,401         1,331

・死亡者累計               74,725         8,126    

・5月8日の死亡者             33               2

 コロナは感染の増減を繰り返しながら8回のピークがありました。

 第1波から第8波までを振り返ります。ピーク時の年月日と感染者数です。感染者数は日本国内の都道府県の感染者数の合計で空港検疫などその他の数値は含んでいません。

・第1波 2020年4月11日     653人

・第2波 2020年8月7日  1,596人

・第3波 2021年1月8日    7,860人

・第4波 2021年5月8日    7,234人

・第5波 2021年8月20日 25,876人

・第6波 2022年2月5日  100,982人

・第7波 2022年8月18日  255,453人

・第8波 2023年1月6日  246,510人

 そして今も新規感染者はやや増加傾向にあります。第9波が来るという専門家もいます。ただ5類に移行したため毎日の数字が新聞に載ることはなくなりました。第9波が来た場合、専門家の指摘がなければわかりません。

 私はコロナが日本に入ってき始めた2020年2月12日に1回目のコロナのブログを書きました。それから何かあるたびにコロナのブログを続けて、今回で113回目となりました。大げさに言えばコロナという1つの事件の歴史の記録です。

 それを毎月出している手賀沼通信に「手賀沼通信ブログ抜粋-コロナ特集」として時々載せました。

             全文  タイトルのみ

・その1(2020年12月) 8回分 3回分

・その2(2021年2月)   6   6

・その3(2021年4月)   8   6

・その4(2021年6月)   8     4

・その5(2021年9月)   8   4

・その6(2021年12月) 10    1

・その7(2022年5月)   10    2

・その8(2022年12月) 10    6

・その9(2023年6月)     8   5

 今後もコロナについてのブログは書き続けるつもりです。ただ手賀沼通信に特集として載せることはないでしょう。そう願っています。

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2023年4月16日 (日)

コロナの日本国内の1日の死亡者の数が約9か月半ぶりに1桁となった(NO.1702)

 2023年4月15日、コロナの日本国内の1日当たりの死亡者が9人となり、昨年の7月3日以来の1桁の数字になりました。

 1桁の人数になったのは9か月と12日ぶりです。このところ感染者は前週の同じ曜日と比べると増加していたのですが、死亡者は減り続けていました。第8波のピークには1月13日に523人まで増加しましたが9人にまで減ったのです。まもなくゼロになることを期待しましょう。

 コロナによる脅威は確実に減りつつあると言ってもいいかもしれません。

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2023年4月 9日 (日)

コロナの「5類移行」1か月前の現状(NO.1699)

 新型コロナの感染法上の分類の移行が5月8日と決まっています。そこで1か月前である4月8日の現状を調べてみました。

 まず日本国内の1日あたりの感染者と死亡者の数を1週間追っかけて、その1週間前の同じ曜日の数字との比較を出してみました。

    感染者    死亡者

    人数   増減  人数  増減

・4/8 8484   +1058  16      0

・4/7   8300   +1555   20     -7

・4/6   8580   +1401   29   -13

・4/5 9520   +3274   25   -10

・4/4   9701   +1330   24   -19

・4/3   3110    +335    16   -10

・4/2   6262      +86    11    -2

 1週間の1日あたりの死亡者は減少していますが、感染者は7日とも増加しています。感染者数はしばらく減少していたのになぜか増加に転じたのです。

 今の世の中、マスク着用は個人の判断にまかせられています。お花見や相撲、野球、サッカー、各種イベントなどの参加や応援は肩を寄せ合って大声を出しています。飲食店の営業もコロナ以前に戻りました。クリア板で仕切っているのは医療機関やスーパーなどに限られています。

 感染者数の増加を見ると1か月後の5類への移行が不安になってきたと感じている人も少なくないのではないでしょうか。再度減少することを切望しています。

 

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2023年3月14日 (火)

3月13日からコロナ対策のマスクの着用が個人判断となった(NO.1691)

 2023年3月13日、コロナ対策のためのマスクの着用が「個人判断」にゆだねられました。

 政府はこれまで「屋外は原則不要、屋内は原則着用」との目安を示してきましたが、5月8日のコロナの感染法上の分類を2類から5類への引き下げに先立ってマスク着用の原則を変えることにしたのです。

 ただ、

・医療機関の受診時

・医療機関や高齢者施設での勤務や訪問の際

・通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスの乗車時

などはマスクの着用を推奨しています。

 私は高齢者で持病持ちなので外出時はマスク持参にしようと思っています。

 それ以外でも、おそらく今まで3年ほどマスク着用が義務付けられていたので、なかなかマスクから離れられない人がいるのではないでしょうか。

 5月8日を過ぎてテレビや新聞でのコロナ感染者数の発表がなくなれば、マスク姿も自然となくなっていくと思います。

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