2020年5月22日 (金)

読書の終活「空海の風景」を読み終え「項羽と劉邦」へ(NO.1348)

 令和2年5月21日、司馬遼太郎の司馬遼太郎の小説の5作品目の「空海の風景」を読み終えました。

 今まで読んできた司馬遼太郎の小説の中では「空海の風景」は異色だと感じました。氏の小説にいつも期待している「面白さ」はほとんどありせん。いつだったか忘れましたが、会社の同僚に司馬遼太郎の小説は面白いと言ったところ、最初に「空海の風景」を読んだらしく、「面白くない」という返事が返ってきたのを思い出しました。

 この小説は空海の人物像と業績を、本人や弟子や関係者の著作や手紙などを多く引用して描いた作品です。空海は密教の真言宗を起こしました。同時代に顕教の天台宗の教祖となった最澄と対比しながら書いています。空海は田舎の名もない僧でした。唐の長安に行きそこで天賦の才を発揮し、ただ一人密教を継承して帰朝後も活躍しました。一方最澄は桓武天皇も認める高僧で空海と同時期に唐に行き天台宗を持ち帰りました。ところが帰朝後は空海ほどの評価は得られませんでした。

 空海の弘法大師は源義経と同じように行ったはずがないところに伝説が残っています。空海の高野山金剛峰寺と最澄の比叡山延暦寺は別々に訪れたことがあります。空海の生まれた場所にある善通寺にも行きました。その時の記憶を思い出しながら「空海の風景」を読みました。

 司馬遼太郎の6作品目は、唐より数百年前の時代の「項羽と劉邦」を読むことに決めました。昭和52年から54年に書かれたもので、私が持っているのは平成8年に出版された文庫本です。

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2020年5月14日 (木)

人に会わない散歩道の写真(NO.1345)

 昨年暮れまでは、脊柱管狭窄症のため50メートルも歩くと足が痛くなり、ほとんど歩けなくなっていたのに加えて、今年になって喉頭白板症のため声があまり出なくなりました。両方の病気が関係あるとは思えませんが、不思議なことに、声が出なくなる代わりに歩くことができるようになったのです。1月ころからです。そこで以前のように毎日散歩をしています。

 今は、コロナウィルス感染を防ぐため散歩道でもなるべく密集と密接を避けることが勧められています。手賀沼遊歩道は、散歩やウォーキングやジョギングや犬の散歩などをしている人が多く、結構人に出会います。手賀沼遊歩道と表通りを避け、人に会わない散歩道と時間を選ぶのが肝心です。4月のなかばころから、手賀沼遊歩道や表通りと平行に通じている若松の中の通りを早朝に歩くことにしました。

 令和2年5月13日朝5時30分に家を出て帰りつくまでの写真を撮ってみました。

 家の前から角を曲がるたびに写真を撮りました。写真は遠くまで写っていますが、全部歩き通すのではなく、途中で右や左に曲がります。遊歩道や表通りは人が歩いていましたが、若松の中は、人の姿は遠くに見るだけで、すれ違うことはありませんでした。犬を連れている人や通勤に出かける人を横切る姿は見えましたが、一緒に歩く人はいませんでした。手賀沼公園も遠くに人影はありましたが、ごくまばらでした。

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 30分歩いて家に戻りました。

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2019年11月 8日 (金)

2度目のスカイツリーに昇る(NO.1288)

 令和元年11月6日スカイツリーに昇ってみました。

 吾妻橋のアサヒ本社ビル22階のレストランで高校の同期会をやったとき、すぐ近くにスカイツリーが見えました。

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 せっかく近くまで来たのだからと、一人で行ってみることにしました。

 普段は少し歩くと足が痛くなるのですが、当日はそれまで痛みが出ませんでした。レストランで聞いたら、歩いて15分~20分とのこと、浅草駅まで引き返して電車で行くより早いのではないかと考え、直接歩いていきました。杖を突きながらです。

 約20分でスカイツリーに到着しました。

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 スカイツリーが開業したのは平成24年5月22日です。翌年の11月20日にあけぼの会でスカイツリーに行っています。

 今度で2度目、6年ぶりのスカイツリー見物です。チケット購入や入場にはほとんど待つことはありませんでした。まず地上350メートルの展望デッキに昇りました。チケットは2100円でした。

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 外を見ながら一回りしました。素晴らしいお天気です。ただ、風がなく天気が良すぎて遠くはぼやけていて、富士山や筑波山は残念ながら見えませんでした。

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 一回りしたあと、前回昇れなかった展望回廊に昇りました。チケットは1000円です。待ち時間はありませんでした。

 展望回廊は緩やかなスロープになっていました。

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 地上450メートルです。この高さに昇ったのは建築物では初めてです。見事な眺めでした。ただ展望デッキで撮った写真と展望回廊で撮った写真はあまり変わりませんでした。

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 降りた後、前回は地上2階のソラマチを見て、スカイツリーイーストヤード31階のレストランで昼食をとったのですが、今回は昼食は済んでいたのでまっすぐ東京スカイツリー駅に向かいました。

 思いつきで昇りましたが、これでスカイツリーからは見納めかもしれないと感じています。

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2019年8月 7日 (水)

「小石川七福神」めぐり-再編集版(NO.1260)

 2010年2月10日以前はブログ管理者のココログのシステムでは写真をきれいに載せることができませんでした。 掲載した写真は、小さくぼんやりした写真になりました。旅行のブログでは見られたものではなかったのです。
 昨年夏、2010年2月以前の海外旅行と国内旅行(1泊以上)のブログを再編集して載せました。
 今年の夏は2010年以前の日帰りの旅行を再編集します。
 毎日酷暑が続き、外出できないための暇つぶしの作業です。
 まず、「『小石川七福神』めぐり」から始めたいと思います。
 独りよがりの楽しみです。ひらにご容赦をお願いいたします。
 
   ****************
 平成22年1月8日、東京都中推協余暇部門の仲間に連れられて、東京都文京区の「小石川七福神」めぐりをしました。

  東京都中推協の七福神めぐりに参加するのは今回で3回目です。七福神は全国に何ヶ所あるか知りませんが、いたるところ七福神だらけといった感じです。   

 今回は文京区在住の東京都中推協の会員の案内でした。事前に下見をして100円のパンフレットを無料で用意してくれるなど、大変ありがたいガイド振りでした。最後には文京区役所の食堂での打ち上げまで用意してくれていました。もちろん皆の目的も打ち上げでのいっぱいです。東京都中推協余暇専門部の新年会も兼ねています。

  東京メトロ丸の内線の茗荷谷駅に午後2時半に集合、10人ほどで隣の駅の後楽園まで案内のパンフレットに従って歩きました。

 小石川七福神は以下の場所にありました。

・深光寺(恵比寿)

・徳雲寺(弁財天-男弁天)

 ・宗慶寺(寿老人)

・極楽水(弁財天-女弁天)

・真珠院(布袋尊)

・福聚院(大黒天)

・源覚寺(毘沙門天)

 ・東京ドーム(福禄寿)

 弁天様に男と女があるため、七福神でなく八福神となっています。

 文京区は文化の薫り高い区です。お寺も徳川家につながるような由緒あるお寺が多く、七福神もほとんどがゆかしい場所にありました。

 ただ、女弁天がマンションの中庭にあり、福禄寿が東京ドームに敷地のど真ん中にあるのが、さすが大都会の七福神という感じを与えていました。 

 坂の多い街をゆっくり歩きながら、晴天のおだやかな冬の夕暮を楽しみました。パンフレットには各お寺で朱印を押すスペースが用意されていました。皆さんおまいりしながら朱印を押していました。

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2018年12月 7日 (金)

本土寺の紅葉は盛りを過ぎていた(NO.1190)

 平成30年12月5日本土寺に妻と娘の3人で紅葉を見に行ってきました。

 本土寺は千代田線の北小金から徒歩10分くらいのところにある日蓮宗のお寺です。本土寺には今年の6月にアジサイを見に行きましたが、紅葉の時期に行くのは2年ぶりです。

 残念ながら見に行くタイミングがちょっと遅れ紅葉は盛りを過ぎていました。それに今年は台風や猛暑や天候不順などが重なり例年のようなきれいな紅葉は見られませんでした。

 例年なら夜のライトアップがあるのですが、今年はお寺のほうでライトアップを中止していました。おそらく今年の紅葉はライトアップするほどきれいでないと見たのではないでしょうか。

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 9年前の平成21年11月27日の紅葉は見事でした。以下の写真はその時のものです。

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2018年6月 6日 (水)

本土寺にアジサイを見に行く(NO.1134)

 平成30年6月4日、千代田線北小金近くのアジサイ寺の本土寺に行ってきました。

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 我孫子市では2012年までは手賀沼遊歩道沿いのあやめ園で毎年あやめ祭りをやっていました。そこには花菖蒲とアジサイがきれいに咲いていたのですが、2012年が花を管理する人手が不足したため最後のあやめ祭りとなりました。

 昨年の6月22日に久しぶりに本土寺でアジサイと花菖蒲を見ようと行きました。ちょっと時期が遅かったため花が元気を失っていました。

 今年はどこもどの花も早く咲いたため昨年より半月以上も早い4日に行ったのです。今年はちょっと早かったようですが、みずみずしいアジサイが楽しめました。

 当日は30度近い暑さだったため、遅く出かけて現地に4時少し前に着きました。遅かったためか人出は少なく、ゆっくり花を眺めることができました。

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 ところが花菖蒲は手入れが悪かったため、ひどい状態になっていました。雑草の中に花菖蒲が咲いていました。

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 本土寺でもそれを認めてお詫びのプラカードをかけ、来年はしっかり手入れすると書いていました。

 見終わったのが4時半ころだったためか、いつも立ち寄るお土産屋が、行きには開いていたのに帰りにはシャッターを閉めていました。残念ながらシイタケの佃煮を買いそびれてしまいました。

 アジサイの木や花を売っている花屋も月曜日は休みのようでした。観光地にしてはさびしい本土寺でした。

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2018年6月 3日 (日)

池波正太郎記念文庫へ行く(NO.1131)

 平成30年5月29日池波正太郎記念文庫へ行ってきました。

 ごく最近池波正太郎の鬼平犯科帳を我孫子図書館で借りて第1巻から読み始めました。以前読んだことはあったのですが、もう何十年も前の事で、それも第1巻からではなく手当たり次第に読んだ記憶があります。司馬遼太郎は数年前に長編小説と「街道を行く」を再度読み返したので、今回は池波正太郎の鬼平犯科帳に挑戦することにしたのです。

 5月29日は都内で最初に入社した生命保険会社の同期会があったため、その前にちょっと遠回りして池波正太郎記念館に立ち寄りました。

 記念館はつくばエキスプレス浅草駅から徒歩10分ほどの台東区生涯学習センターの建物の中にありました。1階が台東区の中央図書館になっており、その片隅に記念館がありました。

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 記念館には正太郎の著作や原稿や遺品などが飾られていました。小説を書いていた机の周りの様子が再現されていました。

 撮影が禁止なので記念館のホームページからコピーした写真です。

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 ちょうど「時代小説展・幕末のヒーローたち」と題して、大正、昭和、平成を通して幕末のヒーローたちを描いた、歴史小説、時代小説の名作90作が展示紹介されていました。

 文庫の一角は歴史小説や時代小説などの図書室になっていて、机と椅子があり、貸し出しはできませんが、本を手にとって読むことができるようになっていました。

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 池波正太郎ファンなら一度は訪れる価値があると思いました。

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2017年6月23日 (金)

本土寺にアジサイを見に行く(NO.1030)

 平成29年6月22日本土寺のアジサイを妻と見てきました。

 本土寺は千代田線の北小金から歩いて10分くらいのところにある日蓮宗のお寺で千葉県のアジサイ寺として有名です。約1万坪の境内には1万株のアジサイ、5千株の花菖蒲があります。

 ちょっと花の盛りを過ぎていましたが、平日にもかかわらず、多くの人が見物に来ていました。

 秋には約千本の楓が紅葉します。私たちは秋の紅葉を見る機会のほうが多かったので、今回は久方ぶりのアジサイ見物となりました。

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 花菖蒲にはちょっと遅かったようです。

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 帰りにはいつものようにシイタケの煮たものを買って帰りました。





















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2017年6月10日 (土)

南地区社協「日帰りバス旅行」(NO.1026)

 平成29年6月9日我孫子南地区社会福祉協議会主催の日帰りバス旅行に妻と参加しました。

 この催しは我孫子市南地区在住の70歳以上の住民を対象とするもので、参加費1人2000円が魅力です。社会福祉協議会から補助が出ているのでしょう。

 我が家から歩いて10分足らずのアビスタ前から、午前8時30分に出発しました。梅雨に入ったにもかかわらず晴れ時々曇り、最高気温28度の暑い1日でした。45人乗りの観光バスがほぼ満席でした。

 最初に行ったのは江戸東京博物館です。

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 何度か行ったことはありますが、今回は博物館のガイドさんが1時間ほど常設展示室の江戸ゾーンを解説してくれました。

 参加者を4つのグループに分けてわかりやすい説明でした。やはりガイドさんの説明があると理解が深まります。

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 ちょうど埋蔵文化財の企画展「発掘された日本列島」に、我孫子市の「根戸船戸遺跡1号墳」から出土した古墳時代の大刀「頭椎大刀(かぶつちのたち)」が出展されていました。見られたのはラッキーでした。

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 なお特別展示室では坂本竜馬の展示がありましたが、そこに行く時間はありませんでした。

 そのあと、皇居外苑に行き、楠公レストハウスで和食の昼食をいただきました。

 昼食後自由散策で二重橋を見物に行きました。何年か前にあけぼの会で皇居の内苑には入りましたが、外苑から二重橋を見るのは何十年ぶりかです。炎天下多くの人とすれ違いましたが、ほとんど外国人でした。

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 この日、天皇陛下の退位を実現する特例法が参院本会議で全会一致で可決成立しました。そのことについてスタッフの1人の方がテレビ局から二重橋の前でインタビューを受けていました。

 偶然ですが、巣鴨に行く途中に赤坂迎賓館と赤阪御苑のまわりを一周するスケジュールが入っていました。バスで回ってもその広さが実感できました。

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 最後は巣鴨のとげぬき地蔵と「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる巣鴨地蔵通り商店街へ行きました。

 道幅の狭い通りにいろいろなお店が軒を並べていました。平日なのに結構な人出でした。おせんべいやお土産を買いました。

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 渋滞もなくアビスタ前に午後4時45分に到着しました。

 お天気も良く楽しい1日でした。

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2017年2月17日 (金)

国立演芸場で鹿芝居を見る(NO.993)

 平成29年2月15日国立演芸場に2月中席を見聞に行きました。柏のあけぼの会の恒例の行事です。今回の出席者は10名でした。

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 2月は鹿芝居があります。鹿芝居とは噺家の芝居のことです。今年は古典落語の「らくだ」を芝居に仕立てたもので、竹の家すずめが脚本を書いていました。観客を沸かせるお芝居になっていました。

 いつもは空席の目立つ演芸場ですが、鹿芝居の時はほぼ満席となります配役は以下の通りでした。

丁の目の半次   金原亭馬生
 
屑屋 久六     林家正雀
 
大工 八五郎    金原亭世之介
 
たらちねお長    古今亭菊春
 
職人 亀吉     金原亭馬治
 
家主女房 くま   金原亭馬玉
 
小間物屋娘 花  林家彦丸
 
らくだ 馬五郎   金原亭馬久
 
大家 源兵衛    蝶花楼馬楽 

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