2009年12月22日 (火)

セコガニを食べる

 平成21年12月15日、友人からセコガニが届きました。

 冬の日本海の味覚セコガニは地方によってセイコガニとかコッペガニなどと呼ばれますが、松葉ガニ(ズワイガニ)の雌のことです。雄の松葉ガニに比べると体は小さめですが、内子や外子がたっぷり詰っています。

 内子は卵巣で鮮やかな赤色です。独特の濃厚な味です。外子はプチプチした触感で小豆色をしています。

セコガニは資源保護のため捕獲期間が厳しく制限されており、11月6日ころから翌年の1月10日ころまでしか水揚げすることができません。

 贈られてきたセコガニは、兵庫県美方郡香美町の蔵平水産からの直送でした。5匹入っていたので妻と2匹ずついただきました。

 食べ易くするために事前にカニのはさみと足を切り離し切れ目を入れました。外子と甲羅はがし、甲羅にミソと内子をまとめます。胴は包丁を入れて横から半分にきりました。小さなカニなので、2匹分がお皿にきれいに並びました。カニのミニチュアのような感じになりました。

 いっぱいやりながらカニを食べるには事前に準備をしておくのが一番と思っています。カニをほぐしながら飲むと、ほぐすのに気持ちと時間をとられて一杯の方がお留守になってしまいます。

 時間をかけて準備し、食べるほうはあっという間でした。

 大変美味しくいただいたセコガニでした。お酒のほうも一段と進みました。

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2006年10月19日 (木)

新米「ふさこがね」がおいしい

 千葉の新しいお米「ふさこがね」を食べてみました。千葉のコシヒカリより美味しいというのが私の感想です。

 平成18年から販売開始され「ふさこがね」は、正式名称を「ちば28号」と言い、「中部64号」を母、「千葉6号(ふさおとめ)」を父として交配された新種です。「ふさこがね」という名前は一般募集から選定された愛称です。

 千葉県の生産振興課のホームページに「コシヒカリ」との食味比較が出ていました。

 「味」と「やわらかさ」については「ふさこがね」が勝り、「外観」は「コシヒカリ」が勝り、「粘り」は同じで、「総合評価」も同じとなっていました。味が勝るということは「ふさこがね」のほうが「コシヒカリ」よりおいしいということになります。

 また「ふさこがね」は生産者にとっても次のような特徴があり作りやすい品種のようです。

・背が低く茎も丈夫なため倒れにくい

・高温、低温にも強い

・病気(いもち病)に強い

・粒が大きい

 「ふさこがね」は近くのスーパーではまだ見かけたことがありませんが、手賀沼大橋のたもとにある「沼南道の駅」で購入することができます。3Kgの袋詰めで1140円、同じ場所で売っている千葉産の「コシヒカリ」よりも安い値段です。なお、「ふさこがね」は3Kg詰めしかありません。

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