老人の独り言―35 プロ野球の歴史 WBCの1回目と2回目(NO.1950)
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での日本選手の活躍を2回に分けて振り返ります。
WBCはアメリカのMLB機構とMLB選手会が立ち上げたWBCIが主催する世界の国・地域別の野球の対抗戦です。
今まで5回の大会が3月に行われ、日本の成績は次のようになっています。
大会 開催年 監督 優勝 2位 3位
・第1回 2006年 王貞治 日本 キューバ 韓国
・第2回 2009年 原辰徳 日本 韓国 ベネズエラ
・第3回 2013年 山本浩二 ドミニカ プエルトリコ 日本
・第4回 2017年 小久保裕紀 アメリカ プエルトリコ 日本
・第5回 2023年 栗山英樹 日本 アメリカ メキシコ
第5回大会は2017年からは7年ぶりとなっていますが、コロナのため開催が延びたためです。
第1回大会では世界の各国・地域から選ばれた16チームが4チームずつ4組に分かれ各組の中で総当たり戦の第1ラウンドを戦い、上位2チームが第2ラウンドで他の組の勝者と同じように戦いました。
そして勝ち残った4チームで準決勝と決勝戦を争ったのです。
日本は準決勝で韓国を、決勝戦ではキューバを破って優勝しました。韓国とは1勝2敗でした。
MVPには松坂大輔投手が選ばれました。
参加メンバーは投手では松坂、上原、大塚など、野手ではイチロー、福留、松中、宮本、里崎、小笠原、川崎などが参加しました。メジャーリーグで活躍していた松井や井口は参加を辞退しました。イチローは特別でした。
当時はWBCが有名でなかったため、アメリカの各球団の有力選手はレギュラシーズンの開幕に備えて参加を辞退していました。球団が参加を認めていなかったのかもしれません。WBCはアジアと中南米のチームが主力でした。
2009年に行われた第2回WBCでは戦い方が変わりました。
第1ラウンド、第2ラウンドとも総当たり戦でなく、ダブルイリミネーションが取り入れられたのです。トーナメントで戦い、敗者復活戦があるのです。2敗するまで戦います。
勝ち上がった4チームは準々決勝と決勝戦を戦いますが、日本は優勝するまでに韓国と5度戦いました。結果は3勝2敗でした。
同じ組み合わせが多すぎて新鮮味がないと運営方法に批判が出て、この方式は次の大会の第2ラウンドで使われただけでおしまいになりました。
第2回大会のMVPも前回と同じく松坂大輔に輝きました。
WBCは球数制限と登板制限があります。そのため登録される投手の人数が増えます。
この大会は、投手は松坂、岩隈、ダルビッシュ、涌井、田中、山口、杉内、藤川など、野手はイチロー、城島、青木、阿部、岩村、村田、内川などが参加しました。
私の記憶に一番残っているのはこの大会の決勝戦で、大会を通じて不振だったイチローが9回表決勝打を放って韓国を下したことです。思わず目頭が熱くなりました。
イチローさんありがとうございました。


最近のコメント