大谷翔平選手が移籍先にロサンゼルス・ドジャースを選ぶ(NO.1765)
2023年12月9日、大谷翔平選手が移籍先を同じロサンゼルスに本拠地を置くナショナルリーグのドジャースを選びました。
10年契約で総額7億ドル(1014億円)です。プロスポーツ史上最高額です。
大谷選手がどこと契約を結ぶかをめぐっては、連日、日米で大騒ぎとなっていました。最終的には、エンゼルス残留か、同じロスのドジャースを選ぶか、トロントのブルージェイズか、3球団に絞られていたようですが、ドジャースに決まりました。
大谷選手は次の球団を選ぶ条件を3つ出していたようです。
・ポストシーズンに進出できる強い球団
・二刀流での活躍を認めてもらえる球団
・生活その他の条件の良い球団
ドジャースは今シーズン、ナショナルリーグの西地区で優勝をしており、ポストシーズン進出の常連です。リーグ優勝24回、ワールドシリーズでは7回優勝しています。
ナ・リーグも昨年から指名打者制に変わっており二刀流も可能です。
生活条件は同じロサンゼルスということもあって変わりません。チームは変わりますが、ロサンゼルスの大谷ファンを失望させるのも最小ですみます。大谷選手にとっては条件にぴったりだったのではないでしょうか。
余談ですが、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は沖縄出身で父親はアフリカ系のアメリカ人、母親は日本人です。
私は以前からドジャースのファンでした。ドジャースはニューヨークのブルックリンに本拠地を置いていましたが、1958年ロサンゼルスに移ってきました。当時の球団オーナーのオマリーさんは親日家で日本との親善試合などで関係を深めていました。
メジャーリーグに移籍した実質的な日本人初の野茂英雄選手が選んだのはドジャースでした。それ以後野茂選手を含めて9人の日本人選手がドジャースで活躍しています。大谷選手は10人目となります。
来シーズンは二刀流はおあずけで打者としての活躍に絞られますが、ぜひワールドシリーズに進出して実力を発揮してほしいと願ってます。
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