2023年12月10日 (日)

大谷翔平選手が移籍先にロサンゼルス・ドジャースを選ぶ(NO.1765)

 2023年12月9日、大谷翔平選手が移籍先を同じロサンゼルスに本拠地を置くナショナルリーグのドジャースを選びました。

 10年契約で総額7億ドル(1014億円)です。プロスポーツ史上最高額です。

 大谷選手がどこと契約を結ぶかをめぐっては、連日、日米で大騒ぎとなっていました。最終的には、エンゼルス残留か、同じロスのドジャースを選ぶか、トロントのブルージェイズか、3球団に絞られていたようですが、ドジャースに決まりました。

 大谷選手は次の球団を選ぶ条件を3つ出していたようです。

・ポストシーズンに進出できる強い球団

・二刀流での活躍を認めてもらえる球団

・生活その他の条件の良い球団

 ドジャースは今シーズン、ナショナルリーグの西地区で優勝をしており、ポストシーズン進出の常連です。リーグ優勝24回、ワールドシリーズでは7回優勝しています。

 ナ・リーグも昨年から指名打者制に変わっており二刀流も可能です。

 生活条件は同じロサンゼルスということもあって変わりません。チームは変わりますが、ロサンゼルスの大谷ファンを失望させるのも最小ですみます。大谷選手にとっては条件にぴったりだったのではないでしょうか。

 余談ですが、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は沖縄出身で父親はアフリカ系のアメリカ人、母親は日本人です。

 私は以前からドジャースのファンでした。ドジャースはニューヨークのブルックリンに本拠地を置いていましたが、1958年ロサンゼルスに移ってきました。当時の球団オーナーのオマリーさんは親日家で日本との親善試合などで関係を深めていました。

 メジャーリーグに移籍した実質的な日本人初の野茂英雄選手が選んだのはドジャースでした。それ以後野茂選手を含めて9人の日本人選手がドジャースで活躍しています。大谷選手は10人目となります。

 来シーズンは二刀流はおあずけで打者としての活躍に絞られますが、ぜひワールドシリーズに進出して実力を発揮してほしいと願ってます。

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2023年11月20日 (月)

やったね!ヤング「侍ジャパン」(NO.1759)

 2023年11月19日、「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の決勝戦で、日本の若き「侍ジャパンは」韓国に4-3で勝ち、アジア一となりました。前回の2017年大会に続いての連覇となりました。

 この大会の参加資格は24歳以下か入団3年以内の選手で、オーバーエイジ枠として29歳以下の選手3人がメンバーとして認められます。

 日本チームは将来の「侍ジャパン」のメンバーとなりうる有望若手が選ばれました。新たに「侍ジャパン」の監督となった井端監督が指揮を執りました。

 参加チームは、日本、韓国、台湾、オーストラリアの4か国です。まず総当たり制で各チームが対戦し、1位と2位のチームが決勝戦を戦います。日本は総当たり戦で3勝し、決勝戦は再度韓国と闘いました。

 決勝戦は韓国が2点を取って先行しましたが日本が追いつき、タイブレークの延長戦となりました。延長戦はノーアウト、ランナー1,2塁で始まります。

 10回表韓国が1点を取りますが、その裏日本が1点を返した後、ツーアウト満塁で、門脇選手(巨人)がサヨナラヒットを打って劇的な勝利を収めました。無敗のアジア一となりました。

 MVPには門脇選手が選ばれましたが、全体を通してしてみると、日本の強さは投手陣にありました。総当たり戦での失点は韓国に1点取られただけ、決勝戦でも10回で3失点でした。日本の強さの伝統はここでも実証されました。今後のWBCがたのしみです。

 やったね!ヤング「侍ジャパン」

 

 

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2023年11月18日 (土)

おめでとう!大谷選手の2回目のMVP(NO.1758)

 2023年11月16日、大谷選手がMLBアメリカンリーグのMVPに選ばれました。大谷選手は2年ぶり2度目のア・リーグのMVPで、2回とも満票で選ばれたのは大リーグ初の快挙となりました。

 大谷選手は現在エンゼルスからフリーエージェントとなっており、今後どのチームと契約するかが注目されています。同じロサンゼルスのナ・リーグのドジャースが最有力の移籍先と言われています。

 けがの影響で9月3日を最後に欠場しましたが、それまでの成績はア・リーグホームラン王になるなど素晴らしいものでした。

   打撃成績

・試合 135

・打率 .304 4位

・本塁打 44  1位

・打点 95  14位

・盗塁 20  20位

・OPS(出塁率+長打率) 1.066 1位

   投手成績

・登板 23

・勝敗 10勝5敗

・投球回数 132

・奪三振 167

・防御率 3.14

 二刀流として、2年連続2桁ホームラン、2桁勝利は大リーグ初の記録となりました。

 大谷選手の地元奥州市では大盛り上がりです。

 余談ですが大谷選手が岩手県奥州市、大リーグで活躍している菊池雄星投手が岩手県盛岡市、ロッテの完全試合の佐々木朗希投手が岩手県陸前高田市の出身です。野球選手と言えば関東より西の出身選手が有名でしたが、岩手県出身の選手が大活躍しているのは私にとって驚きでした。

 閑話休題、大谷選手のさらなる活躍を祈っています。今度はワールドシリーズでのMVPを期待しています。ガンバレ! オオタニ ショウヘイ

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2023年11月 6日 (月)

タイガース38年ぶりの日本一おめでとう(NO.1755)

 2023年11月5日、プロ野球日本シリーズで阪神タイガースがオリックスバファローズを7対1で破り、38年ぶりの日本一を獲得しました。

 関西シリーズと言われた今年の日本シリーズは、両チームの頑張りで3勝3敗で7戦までもつれました。おかげで大阪は大盛り上がり、全国に散らばる両チームのファンも38年ぶりの日本一か2連覇かで期待が広がりました。大変面白い日本シリーズでした。

 タイガースの岡田監督は、実力は言うまでもありませんが、強運の人です。

 38年前にはタイガースの選手でした。ペナントレースで巨人と闘った時のバックスクリーン3連発は今でも語り草になっています。1985年4月17日甲子園球場で7回裏、阪神のクリーンアップのランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布の3選手が巨人の槇原投手から連続でバックスクリーンにホームランを打ちました。私はテレビで見ていました。この年セリーグで優勝し、日本シリーズで西武を破って日本一になりました。

 2005年に阪神が優勝した時の監督は岡田監督でした。今年の優勝はそれ以来です。

 タイガースの監督、選手、ファンの皆さん、日本一おめでとう。

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2023年10月29日 (日)

第29回手賀沼エコマラソン(NO.1753)

 2023年10月29日第29回手賀沼エコマラソンが行われました。

 昨年はコロナの中での3年ぶりの開催だったため、開会式や沿道での吹奏楽や太鼓の応援は自粛でしたが、今年はコロナ以前のスタイルに戻りました。

 参加者は日本全国から約8500人がエントリーしました。コースは柏市と我孫子市にまたがる手賀沼を一周するハーフマラソンです。

 ただ前日までの好天と違ってあいにくの雨の中でのスタートとなりました。スタートから約10分後に我が家の近くを通ります。例年通りカメラを持って応援に駆け付けました。

 雨のせいか応援の人波はコロナ以前ほど多くはありませんでしたが、ランナーは皆さん元気よく走っていました。

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 市民ランナーの中には、以前は派手な被り物や衣装を着けたり、目立つ持ち物を持って走る人がいたのですが、今回も昨年同様普通のスタイルで静かに走っていました。お祭り騒ぎで走るのは禁止されたのでしょうか。

 私も以前は応援の場所を替えて市民ランナーが戻ってくるまで写真を撮っていたのですが、そこまでお付き合いする体力と気力がなくなったため、家の近くで写真を撮って帰ってきました。

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2023年10月22日 (日)

プロ野球日本シリーズは関西シリーズとなる(NO.1752)

 2023年10月21日、オリックス・バファローズがロッテ・マリーンズを3-2で破ってパ・リーグのCSファイナルステージを制し、日本シリーズにコマを進めました。

 セ・リーグはすでに阪神タイガースが広島カープを破って日本シリーズ進出を決めています。

 日本シリーズは10月28日からオリックスの京セラドーム球場で始まります。今年は大阪の球団同士の関西シリーズとなりました。

 関西シリーズは1回目の東京オリンピックが行われた1964年以来、59年ぶりになります。その時は藤本定義監督の阪神タイガースと鶴岡一人監督の南海ホークスが対戦しました。関西シリーズでもあり、電鉄シリーズでもありました。南海が4勝3敗で阪神を破りました。南海はその後球団を手放したため、ダイエー・ホークス、その後ソフトバンク・ホークスと名前を変えて九州福岡に移りました。

 今年は18年ぶりにセ・リーグを制した阪神とパ・リーグ3連覇のオリックスの戦いです。関西で圧倒的な人気を誇り全国にトラキチと言われるファンを持つ阪神と、3連覇で急速にファンを増やしてきたオリックスの対戦はさぞ関西を盛り上げることと思います。

 私は巨人ファンですが、長年のライバル阪神も好きなチームです。ぜひ阪神に1985年以来の38年ぶりの日本一になってほしいと願っています。

 両チームともすばらしい投手力を持っています。勝ちにこだわる戦い方を心得ています。見ごたえのある日本シリーズになることを期待しています。

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2023年10月 9日 (月)

ラグビーワールドカップ、日本はトーナメント戦に進めなかった(NO.1749)

 2023年10月8日、フランスのナントでラグビーワールドカップの1次リーグの最終戦が行われ、日本の「桜の戦士」はアルゼンチンに27-39で敗れました。

 日本はD組で2勝2敗で3位となり、決勝トーナメントに進むことはできませんでした。D組からは全勝のイングランドと3勝1敗のアルゼンチンが決勝トーナメントに進むことになりました。

 日本で行われた前回のワールドカップでは日本は全勝でベスト8の決勝トーナメントに進んだため、今回の目標はベスト4になることでした。

 前回同様ニュージーランド出身のジョセフ・ヘッドコーチのもとで猛烈なトレーニングに取り組みました。スクラム用の新兵器などを使ったり、柔道やレスリングの選手と闘って体幹を鍛えるなどの工夫もしていました。

 ただ、ワールドカップ前の交流戦では調子が上がらず、D組5チーム中の世界ランキングは4位で、サモアには交流戦では敗れていました。本戦ではサモアに勝ったのでリーグ戦はよく戦ったと思います。

 前回大会のアイルランド戦やスコットランド戦、前々大会の南アフリカ戦で勝ったような奇跡を今回も期待していたのですが、3度目の奇跡は起こりませんでした。

 でも全力を尽くして素晴らしい試合を見せてくれました。桜の戦士、ありがとう。

 

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2023年10月 5日 (木)

ジャイアンツ原監督、ご苦労様でした(NO.1748)

 2023年10月4日、読売ジャイアンツの原辰徳監督が退任しました。後任には阿部慎之助ヘッドコーチが就任することが決まりました。

 原監督は2002年長嶋監督の後を受けてヘッドコーチから昇格、いきなり日本一に輝きました。

 2回目は堀内恒夫監督の解任の後を受けて2006年に監督に就任し、10年監督を続けました。

 3回目は2019年、不振だった高橋由伸監督の後を受けて監督に就任セリーグの優勝に導きました。なにかある時の原監督頼りでした。

 今年まで3期17年の監督人生でした。その間、リーグ優勝9回、日本一3回の成績を残しました。

 2009年にはWBCの2度目の監督として侍ジャパンを世界一にしています。

 長い間ご苦労様でした。ジャイアンツファンとして、ありがとうと申し上げたいと思います。

 ただここからは私個人の意見ですが、原監督の退任は3年遅かったと思います。

 2020年の日本シリーズで前年に続いてソフトバンクホークスに同じ0勝4敗で負けたとき辞めるべきだったと思います。

 2度目の退任のチャンスは翌2021年セリーグの優勝を逃した時です。クライマックスシリーズでもヤクルトに負けました。

 今度こそやめると思ったのが昨年です。4位になってクライマックスシリーズにも出られませんでした。

 そして今年も同じ結果となりました。2年連続Bクラスはチーム初です。さすが今年はあと1年の契約期間を残しながらやめる決断をせざるを得なかったのだと思います。

 今年の巨人はチーム打率とホームラン数はリーグトップですが、得点圏打率はリーグ4位、得点は3位です。勝つときはホームランをパカパカ打って勝つのですが、ここでヒットを打ってほしい時に1本が出ませんでした。接戦に弱かったのです。

 投手がダメでした。防御率リーグ5位、救援防御率はリーグ6位でした。

 何よりも首位阪神に6勝18敗1分け、2位広島に8勝17敗と大負けしたのが響きました。原監督は名監督に間違いはありませんが、私の感じでは、ここ数年は、野球に対する信念、リーダーシップ、勝利に対する情熱、戦略、戦術、選手の起用などに迷いがあったように思います。長くトップの座にいることがまずかったのではないでしょうか。

 でも原監督に対する感謝の気持ちは変わりません。

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2023年10月 3日 (火)

大谷選手がMLBのアメリカンリーグのホームラン王に輝く(NO.1747)

 2023年10月1日、米大リーグのレギュラーシーズンが終了し、44本のホームランを打ったエンゼルスの大谷選手がアメリカンリーグのホームラン王になりました。

 右ひじや腰のけがで最後の27試合を欠場しましたが、2位のガルシアに5本の差をつける結果となりました。大リーグで日本人初のホームラン王です。

 1昨年は46本のホームランを打ちましたが、ホームラン王にはなれませんでした。それでも打者と投手での2刀流での活躍が評価され、ア・リーグのMVPを獲得しました。今年もMVPの最有力候補です。

 今年の成績です。

打者として

  項目  成績  ア・リーグ順位

・打率    .304    4位

・本塁打  44本  1位

・打点   95  14位

・盗塁   20  20位

・四球   91   5位

・OPS 1.066  1位

(長打率+出塁率)

投手として

  項目    成績

・勝敗   10勝5敗

・投球回数   132

・防御率    3.14

・奪三振    167

・奪三振率  11.39

・被打率    .184

 今年はWBCで優勝してWBCのMVPを獲得、ア・リーグのホームラン王となりました。

 MVPを獲得すれば大谷にとって今までで最高の年だと言えるでしょう。ひじの手術も無事終わり、来年はシーズン初めから打者としての活躍が期待できます。

 ありがとう!大谷選手、来年も頑張って!大谷選手。

 

 

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2023年9月15日 (金)

阪神タイガース優勝おめでとう(NO.1742)

 2023年9月14日阪神タイガースが読売ジャイアンツを4-3で破り、18年ぶりの優勝を果たしました。阪神優勝おめでとうございます。

 甲子園球場で岡田監督を胴上げする最高の結果でした。18年前の優勝監督も岡田監督でした。

 読売新聞には、岡田監督は選手との距離を取り、あまり細かいところに口を出さず選手自ら考えさせるというやり方が選手の力を引き出したと書いていました。また四球を重視して得点を重ね、1点差のゲームを昨年の20勝25敗から今年は25勝10敗に増やしています。救援陣は勝利の方程式を作るより、固定しないで休養を取らせるようにしました。

 投打がかみ合った結果はリーグ最多の504得点、リーグ最少の371失点につながりました。(今年の記録はいずれも9月14日現在です)

 ここで2リーグ制となった1950年以降の阪神優勝を振り返ってみましょう。

    年   監督  MVP  沢村賞

1 1962 藤本定義 村山実 小山正明

2 1964 藤本定義      バッキー

3 1985 吉田義男 バース  日本一

4 2003 星野仙一 井川慶 井川慶

5 2005 岡田彰布 金本知憲

6 2023 岡田彰布  ?    ?

 MVPと沢村賞のブランクは阪神以外の人が受賞したことを示しています。

 1950年以降74年間に6回目の優勝となりました。1985年には1度だけ日本一になっています。

 今年はぜひ38年ぶりの日本一になってほしいと思っています。

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