2025年10月10日 (金)

北川進・京都大学特別教授がノーベル化学賞を受賞、2つの大きな驚き(NO.1937)

 2025年10月8日、北川進・京都大学特別教授がノーベル化学賞を受賞しました。1日置いての朗報でした。まさか日本人のノーベル賞の受賞が連続して発表されるとは信じられない驚きとなりました。

 授賞理由は「金属有機構造体(MOF『Metal Organic Framework』の開発」です。MOFには小さな穴が無数に開いており、穴の大きさを変えることでいろいろな気体を出し入れできます。天然ガスの貯蔵や温室効果ガスの回収など様々の働きができます。

 北川氏は亜鉛やコバルトなどの金属イオンと炭素を含む有機分子を素材に、ナノサイズの小さな穴が無数にあるMOFを作り出す手法を開発しました。これまで活性炭などが脱臭や有害物質の除去に使われていますが、MOFは吸収量が多いだけでなく、素材の組み合わせを変えることで吸収したい物質に応じた設計ができます。これまでに12万種以上のMOFが作製され、工場などから排出されるCO2の回収などの分野で、研究開発や実用化が世界的に進んでいます。

 北川氏と同時に、アメリカのオマー・ヤギ―教授とオーストラリアのリチャード・ロブソン教授も受賞しました。

 北川教授と一歩先に受賞した坂口教授とはいくつかの共通点があります。ともに1951年生まれの74歳、同時期に京都大学で学び、今回の受賞につながる研究成果を同時期に発表しています。「2人で協力できることがあればぜひ一緒にやりたい」と口をそろえて語っています。

 2人が同じ年のノーベル賞を受賞したことは、日本人にとって大変うれしいことであり、誇らしいことです。

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2025年10月 7日 (火)

坂口志文・大阪大学特任教授がノーベル生理学・医学賞を受賞(NO.1936)

 2025年10月6日、坂口志文・大阪大学特任教授がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

 日本人の受賞は、昨年のノーベル平和賞の日本原水爆被害者団体協議会に続いて2年連続、29人目の個人での受賞となります。同時に受賞したのはアメリカのブランコウ博士とラムズデル博士です。

 以下は読売新聞の記事です。

 「授賞理由は免疫の過剰な働きを抑える仕組みの発見で、免疫の活動を制御する役割を担う細胞を特定し制御性T細胞(Tレグ)と名付けました。

 Tレグがうまく働かないと、異常なT細胞が自分の体を攻撃するのを止められず、自己免疫疾患と呼ばれるさまざまな病気を発症することも確認しました。

 Tレグに着目した研究は世界で進展し、自己免疫疾患などの発症メカニズムを解明する動きが加速しました。臓器移植後の拒絶反応を効果的に抑える手法の開発や、免疫本来の力を利用した「がん免疫療法」の効果を高める治療薬の治験なども進んでいます。」

 ノーベル賞は1949年に初めて湯川秀樹京大理学部教授が物理学賞を受賞しました。戦後4年、まだ日本は混乱の中にいました。私が中学1年生の時です。そのとき初めてノーベル賞というものを知りました。  

 この出来事は当時の日本に大きな希望を与えました。その後も日本人が受賞するたび嬉しくなったものです。今後も続くことを期待しています。

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2021年10月 7日 (木)

真鍋淑郎氏ノーベル物理学賞を受賞(NO.1520)

 2021年10月5日、真鍋淑郎米プリンストン大上席研究員が2021年のノーベル物理学賞を受賞しました。

 授賞理由は「地球温暖化を予測する地球モデルの開発」です。大型コンピュータを駆使して、二酸化炭素などの温室効果ガスが地球規模の気候変動に与えるなどを予測しました。ドイツのクラウス・ハッセルマン教授とイタリアのジョルジョ・パリージ教授が同時受賞となりました。

 真鍋氏は私のふるさと愛媛県の出身です。現在は四国中央市になっていますが、四国山地の新立村に生まれ、田舎から東京大学に進みました。

 1958年米気象局の研究員として渡米しました。67年に高速コンピュータを使い、大気の運動と気温との関係を定めるモデルを開発し、「CO₂が2倍に増えると海上気温が2.36度上昇する」と予測しました。さらに89年には大気、海洋、陸上の気象が互いに与える影響を組み込んだ本格的な温暖化予測に成功しました。

 温暖化問題はいま世界で最も重要な問題の1つです。それもこの受賞に関係しているのかもしれません。

 気候学分野での物理学賞受賞は初めてです。日本人のノーベル賞受賞は2年ぶりで28人目、真鍋氏はアメリカ国籍となっていますが、米国籍は3人です。また90歳での受賞は日本人最高齢です。

 プリンストン大学で開かれた記者会見では、「ビッグサプライズだ。私の研究が社会に貢献したと認められたように感じる。気候変動問題はエネルギーや農業、水など考えられるすべてのことにかかわっている」と述べました。

 

 

 

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2021年2月10日 (水)

運転免許証もパスポートも自動的に使えなくなった(NO.1434)

 クルマの運転免許証が1月29日の84歳の誕生日を過ぎたため使えなくなりました。パスポートは昨年2月で有効期限を過ぎました。どちらも更新の手続きを取らなかったため使えなくなりました。

 免許証は誕生日前に返納して運転経歴証明書をもらうつもりでした。返納には流山の免許センターに行く方法と我孫子警察に行く方法があります。マイナンバーカードがあるため運転経歴証明書をもらう必要はないのですが、いつも免許の更新は我孫子警察でやっていたため、最後に免許センターに行くのも面白いと思っていました。好奇心からです。

 ところが1月7日に緊急事態宣言が出されました。我が家から免許センターに行くにはバスと電車ともう一度バスに乗る必要があります。免許センターに行くのは不要不急の外出です。往復6回の公共交通機関に乗るのは密になる可能性が大です。センターも混んでいるかもしれません。行くのをやめることにしました。

 パスポートは健康上の理由から海外旅行をあきらめました。いつまで有効かも知りませんでした。このブログを書くにあたって確かめたところ昨年2月まででした。車は昨年は1度も運転しませんでした。海外とも車とも縁が切れて寂しいですがさっぱりした気分でもあります。

 

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2018年10月 3日 (水)

本庶佑氏にノーベル生理学・医学賞(NO.1172)

 2018年10月1日、京都大学特別教授の本庶佑氏がノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

 受賞理由は、免役を抑制する働きを持つ分子「PD-1]を発見し、薬でこの分子の働きを抑え、人間がもともと持っている免疫力を回復させる「がん免疫療法」に道を開いたことです。共同受賞者はアメリカテキサス大のジェームス・アリソン教授です。

 本庶氏の研究成果をもとに小野薬品工業が開発した「オプジーボ」は、従来の抗がん剤が効きにくい難治性の皮膚がんや肺がんなどに対する免疫療法の新薬として生まれました。本庶氏はこの開発を主導しました。

 がんの免疫療法は、手術、放射線治療、抗ガン剤に次ぐ「第4のがん治療」と呼ばれるようになりました。

 日本のノーベル賞受賞者は一昨年の生理学。医学賞の大隅良典氏に次ぐ26人目です。

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2018年1月20日 (土)

大学センター試験の日本史Bをやってみた(NO.1092)

 前回の英語の続きです。

 私の場合、最近は読書やテレビを見る場合、日本の歴史ものが大半です。それで国語と英語以外にもう1科目やってみようと、日本史Bを選びました。

 初日に行われる試験科目として、日本史と世界史と地理にはAとBがあります。読売新聞にはBの問題と回答しか出ていませんでした。

 そこで日本史AとBの違いをNetで調べてみました。Aは近現代の歴史が試験範囲、Bは古代から現代までの通史が試験範囲ということがわかりました。過去のデータではBを選ぶ受験生が圧倒的に多く、大学もBを重視しているところが多いようです。平均点もBのほうが高いようです。

 歴史は得意と日本史を選んだのですが現実は甘くありませんでした。しっかり勉強してないということが結果に出ました。時間は1時間でしたがちょっと足りない感じでした。

 私の成績は100点満点の54点でした。今年の平均点はまだ発表されていませんが、過去の成績を見ると平均点は60点を超えています。おそらく平均点以下でしょう。

 やはり小説やドラマや歴史ドキュメントでは大学入試に対応できないということがわかりました。

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2018年1月19日 (金)

大学センター試験の英語をやってみた(NO.1091)

 前回の国語の続きです。

 英語も筆記試験は国語と同じ200点満点、時間は1時間20分です。英語にはリスニングが別にあります。時間は30分、50点満点です。

 英語以外にも中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語が選べるようになっています。

 英語の筆記問題は6問からなっています。1つは発音、2つ目は短い文章の中に正しい単語を入れる問題です。

 あとの4つは長文の文章を読んで、設問の中から答えを選ぶ問題でした。この4つの問題は英語の長文の文章を読んですばやく内容を把握することが求められています。

 1時間20分では時間が足りなくなる人が多いと感じました。私も時間が足りず1時間40分くらいかかりました。

 結果は200点満点で123点でした。1時間20分でやったらそこまではいかなかったと思います。

 8年前の2010年の手賀沼通信第144号では大学センター試験について取り上げました。

 そのときも国語と英語の問題に挑戦しました。どちらも今年の問題と形式や配点や時間は同じでした。

 そのときは国語は200点満点の92点、英語は200点満点の164点でした。今回は国語は134点、英語は123点でした。

 今回国語がよかったのは、たまたまたと思います。英語が下がったのはあれから8年経過し、英語に親しむ機会がなくなったため、確実に実力が下がったことを示していると感じました。

 そのときは2月5日に入試センターから、受験者数、平均点、最高点、最低点などが発表されています。今年も間もなく結果が出るでしょう。受験生にとってはその後の入試を占う結果になるのではないでしょうか。

 

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2018年1月17日 (水)

大学センター試験の国語をやってみた(NO.1090)

 平成30年1月13日、14日に大学入試センター試験が行われました。北陸、東北、北海道では大雪に見舞われたところも多く大変だったようです。

 翌日の新聞に試験問題と回答が出ていたので、ためしにやってみました。

 まずは国語からです。

 問題は4つに分かれていました。それぞれ50点満点で合計200点満点です。時間は1時間20分でした。

 現代文の1つ目は有元典文・岡部大輔「デザインド・リアリティ-集合的達成の心理学」からの出題でした。

 現代文の2つ目は井上荒野の小説「キュウリいろいろ」の一説です。

 どちらもかなりの長文を読ませて、6つの設問に答えるようになっていました。各設問は4~5の文章を読んで1つを選ばせるようになっています。各設問の文章も一部を除き長い文章になっています。

 本を読む高校生が少なくなっていると聞いていますので、これだけの文章を読んで正しい答えを選び出すのは簡単ではないと感じました。

 しかも時間が限られています、これ以外の古文と漢文の問題にも答えなければなりません。おそらく時間が足りなかった生徒がほとんどだったのではないでしょうか。

 私は制限時間を確かめないでやったのですが2時間ほどかかりました。新聞には時間が出ていなかったのであとでネットで調べて初めて制限時間を知りました。おそらく1時間20分と知っていたら134点(200点満点)の成績は残せなかったと思います。

 私の甥が受験しましたが、時間が足りなかったと言っていました。

 3つ目は古文で出典は本居宣長の「石上私淑言」でした。4つ目は漢文で李燾「続資治通鑑長編」で漢文からの出題でした。かなりの難問でした。古文も漢文も高校時代に習ったきりなので、設問から読んで消去法で答えを出してみました。

 ちなみに私の成績は、いずれも50点満点の34,45,19,36の134点でした。ネットで平均点を調べましたが、まだ出ていませんでした。

 あと英語と社会か歴史をやってみようと思っています。数学など理科系はとても手に負えません。

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2018年1月 9日 (火)

新しくなった高齢者の自動車免許更新(NO.1088)

 平成30年1月9日、我孫子警察で自動車免許の更新を申請してきました。あとは2月20から3月9日までに取りに行けば免許が手に入ります。

 高齢者講習の案内が来たとき、81歳になるのでとるのをやめようか迷いましたが、とりあえずもう1回とってみることにしました。心配なら途中で返納すればいいと思ったからです。

 昨年3月21日に施行された改正道路交通法で高齢者の免許取得がちょっとだけ変わりました。

 今まで1回で終わっていた高齢者講習(講習予備検査と高齢者講習)が、認知機能検査とその結果に応じた高齢者講習の2回に分かれたことです。したがって自動車学校に2回通うことになりました。

 認知機能検査は今までの講習予備検査と同じ内容です。

 私は今までに今回を含めて4回高齢者講習を受けました。最初は70歳の時でした。そのときは講習予備検査(認知機能検査)はなく、講師の講話、ビデオ鑑賞、適性検査、目の検査、運転実習の5つで費用は6150円でした。

 2回目は75歳の時でしたが、この時から講習予備検査(認知機能検査)が追加され,代わりに講師の講話がなくなりました。費用は6000円に下がりました。

 3回目は78歳の時で内容、費用とも2回目と同じでした。

 今回の4回目はまず10月28日に認知機能検査を受けました。内容は2回目、3回目の講習予備検査と同じでした。

 その日の年月日、曜日、時刻を書かされました。

 次に16個の絵を見せられます。そのあと数字のテストがあり、先ほど見せられた絵の名前を書かされます。数字のテストがあったので全部は覚えていませんでした。数字のテストは点数に関係せず記憶の転換を図るためのようです。次にヒントが与えられて絵の名前を書かされました。ヒントがあると思いだせました。

 そのあとは時刻を言われてそれを時計の絵に描かされました。

 49点以下は認知症の恐れあり(第1分類)、50~74点は認知機能低下の恐れあり(第2分類)、75点以上は認知機能低下の恐れなし(第3分類)とされてその後の処理が違ってきます。

 認知機能検査は650円でした。

 私は92点で第3分類でした。第1分類と判定されると、臨時適性検査(医師の診断)を受けることになり、診断の結果認知症と判定されると免許取り消し等の対象になります。第2分類、第3分類の人は別の日に高齢者講習を受けます。

 私は1月6日に指定され、6人のメンバーが集まりました。改正道路法の説明と、最近事故の多い自転車運転の話があったあと、3人ずつに分かれて目の検査と運転の実習がありました。シミュレーション機械を使っての適性検査はなくなりました。

 2時間で費用は4650円でした。

 6人のうち2人は残されましたので、第2分類の人だったのでしょう。第2分類だと3時間、7550円で、追加の別メニューが待っています。

 私の場合、高齢者講習合計5300円と費用は安くなりましたが、2回足を運ぶのは面倒と感じました。

 高齢者が起こす事故が増えている現在、認知度合を細かく分けて講習を実施するのは仕方がないのかもしれません。

 これから身体能力は低下します、気を引き締めて運転しようと思っています。

 

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2011年10月 6日 (木)

2回目の高齢者講習

 平成23年10月5日運転免許の高齢者講習を我孫子自動車教習所で受けました。

 70歳になる前の平成18年9月21日に受けて以来、5年ぶり2度目の受講でした。前回は受講者は3名でしたが、今回は6名いずれも男性でした。

 まず最初に受けたのは講習予備検査(認知機能検査)でした。5年前にはなかった検査です。認知症の症状があるかどうかの検査です。

 まず当日の日付を書かされました。年、月、日、曜日、現在時刻です。これは問題なく書けました。

 次に16個の絵を見せられました。そのあと決まった時間内に何が書いてあったかを書かされました。愕然としたのは10個しか思い出せなかったのです。我ながら情けなくなりました。

 続いてそれぞれのヒントを見ながら書けという問題が出ました。ヒントがあると16個を思い出すことができました。後で結果通知書をいただきましたが、満点になっていました。ヒント付きでよかったようです。

 最後に時計の絵を書かされ、時刻を針で示させる問題が出ました。これは問題なくできました。

 全員合格の結果が出て講習開始です。

 まず高齢者が運転する時の注意点を描いたドラマを見せられました。高齢になると、反応が遅くなり、注意力が散漫になり、視野が狭くなるなどの体の衰えが運転に現れるということでした。

 そのあと3人ずつ2グループに分かれました。私たちはコンピュータによる2種類の適性検査と4種類の視力検査を先に受けました。

 適性検査では同時代との比較では平均的だが非高齢者(30~50歳代)と比較するとやや低下という結果が出ました。5年前はどちらのグループと比較してもよい結果が出たので、5年間で衰えが出ているのが明らかになりました。もうすぐ後期高齢者では仕方ありません。動態視力、夜間視力、視野ともに悪くなっていました。

 最後に教習所内での運転です。大雨の中、最後だったので5時近くなって薄暮がせまり、最悪の条件でした。しかも日ごろは軽自動車を運転しているため、教習所の車は勝手が違います。何とか無事に終了し、高齢者講習終了証明書をいただきました。

 6000円の講習料でした。今後は3年ごとにこの講習を受ける必要があります。

 自分や他人の安全のため仕方がないと受け取るのか、警察や教習所のために6000円の講習料を支払うのか、なんとも判断のつかない高齢者講習でした。

 

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