安倍元首相の国葬は国会議員葬か自民党葬でもよかったのでは(NO.1639)
令和4年9月27日、安倍元首相の国葬が日本武道館で行われました。
岸田首相が葬儀委員長を務め、秋篠宮を含む7名の皇族、三権の長、海外要人を含む4183人が参列し厳かに行われました。
私は安倍さんが好きでしたし、その最後が暗殺というショッキングな出来事で亡くなられてのでその無念さを感じながら、テレビ中継で葬儀の様子を見ていました。
しかし国葬に抱いていたイメージとはちょっと違っていました。何か決められたルールか前例に従って手順を踏みながらやり終えたという感じでした。天皇、皇后、上皇、上皇后の代わりに「使い」と称する方が一人ずつそれぞれ2回ずつ登壇しましたが違和感がありました。
岸田首相と菅元首相が弔辞を述べましたが、内容が盛りだくさんで長すぎる感じでした。安倍さんの首相としての活動が画像で流れましたが、安倍さんの具体的な功績が伝わったたとは思えませんでした。海外から参列した人には同時通訳が流れたのでしょうか。外国人から見たら、やたらお辞儀ばかりが多く、わかりにくい葬儀だったと思います。
エリザベス女王と比べるのは女王に失礼と思いますが、安倍さんには国葬に値するほどの国民的人気と具体的な功績はなかったのではないかと思われます。国会議員葬か自民党葬でもよかったと思います。在任期間が長かったことと、亡くなられ方が異常だっただけに国葬に結び付いたのではないでしょうか。
ただ、日本武道館近くの九段坂公園には献花台が2つ設置され、安倍さんを悼む人が次々訪れ、午後6時ころまでに約2万3000人の人が献花しました。
なにわともあれ、安倍さんのご冥福をお祈りいたします。
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